【見本あり】退職願・退職届の書き方を解説!【いつまでに・誰に出す?】

退職願・退職届ってどう書けばいいんだろう?

いつまでに・誰に出せばいいんだろう?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • 退職願・退職届の書き方・折り方
  • 封筒の書き方
  • 退職願・退職届の違い
  • 退職願・退職届の提出前の確認事項
  • 退職願・退職届の提出のタイミング
この記事を書いた人
ゆるり

【プロフィール】

  • 作業療法士 (現役)
  • 転職を通じ作業療法士のあらゆる「リアル」を経験
  • 迷える作業療法士に有益な情報を発信
目次

退職願・退職届の書き方・折り方

一般的なマナーとしては手書きが望ましいと言われていますが、PCで作成しても構いません。

PCで作成する場合は、検索すればテンプレートがダウンロードできます。

手書きの場合は、以下のものを使用しましょう。

  • 用紙(便箋):B5かA4。白い便箋 (罫線の有無はどちらでも可)。
  • ペン:黒ボールペン。

会社によっては書式が用意されていることもあります。

用意されている場合は、名前を書いて印鑑を押せば完成です。

書き方

チェック
  1. 行の中央よりやや上に「退職願」と書く。
  2. 「私儀(わたくしぎ)」または「私事」と書く (わたくしごとではありますがという意味)。
  3. 自己都合の場合は「一身上の都合」と書く。会社都合の場合は理由を具体的に書く。
  4. 退職を希望する年月日を書く。
  5. 退職願は退職を願い出るため、「退職いたしたく、ここにお願い申し上げます」と書く。退職届は退職を届け出るため、「退職いたします」と書く。
  6. 退職願を提出する年月日を書く。
  7. 正式な所属部署を書く。
  8. 名前の後に認印を押す。
  9. 正式な会社名を書く。
  10. 最高責任者の名前を書く。役職名は正式なものを書く。

封筒の書き方と書類の折り方

退職願・退職届を入れる封筒は、白無地の封筒 (郵便番号枠がないもの)が一般的です。

B5は「長形4号」、A4は「長形3号」を選びましょう。

書類の折り方

1

2

3

上記手順で3つ折りにします。

封筒の書き方 (表面)

入っている書類の名称を書きましょう。

封筒の書き方 (裏面)

チェック
  • 正式な所属部署を書く。
  • 名前をフルネームで書く。
  • 書類を入れるときは♡の位置が裏面上部にくるように。
  • 封入口をのり付けしたら「〆」と書く。

退職願・退職届の違い

「退職願」と「退職届」の違いを整理しておきましょう。

「退職願」は意思表示するための書類

「退職願」は、文字通り退職を願い出るための書類です。

口頭で「退職したいんですけど」と伝えるのと同じ意味になります。

「退職届」は退職日が確定する書類

「退職届」は文字通り退職を届け出る書類です。

退職日を明記し、受理された時点で退職することが確定します。

「退職願」よりも厳格な書類です。

提出前に就業規則を確認しよう

一般的に、会社の就業規則には退職を申し出る期日が記載されています。

退職の3ヵ月前までと規定されていることが多いです。

退職に向け動き出すのは、就業規則に記載された期日からとなります。

「退職願」は必ずしも提出する必要はない

退職の意思は、必ずしも「退職願」として書面にする必要はありません。

口頭で「退職したいです」と伝えるだけでも意思表示として成立します。

ただし、会社の就業規則に「退職願を提出すること」と記載がある場合は、それに従いましょう。

提出前に直属の上司に相談しよう

いきなり退職願・退職届を提出するのではなく、まずは直属の上司に退職の意思があることを相談しましょう。

なぜなら、退職の日程と併せて業務や後任の引継ぎについて話し合う必要があるからです。

あらかじめ相談しておけば、スムーズに事が進みます。

場合によっては引き止められることもあるかもしれませんが、意思が固いことをしっかりと伝えましょう。

「退職願」と「退職届」の提出するタイミング

提出のタイミングを解説します。

「退職願」は退職の意思を伝えた後で提出 (退職3ヵ月前)

先述したように、就業規則では退職の申し出は「3ヵ月前まで」となっていることが多いです。

退職を決意したら、出来るだけ早く直属の上司にその意思を伝えましょう。

同時に「退職願」提出の必要性も確認し、必要であれば早めに用意・提出しましょう。

後日、退職の日程や業務の引継ぎなどのスケジュールを話し合う時間がもらえます。

「退職届」は退職日が決まってから提出しよう (退職1ヵ月前)

退職日が決定し、退職1ヵ月前になったら「退職届」直属の上司に提出しましょう。

受理されれば、これで正式に退職することが確定します。


退職するまでの具体的な流れについては、こちらの記事を読んでみてください。

まとめ

退職願・退職届について解説しました。

最初に退職の意思を直属の上司に相談しておくことで、話がスムーズに進みます。

また、不要な手間を省くことにもつながります。

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