仕事のきついストレスが軽くなるたった3つの考え方

仕事をするうえで心が楽になる考え方が知りたいな

少しでもいいから、自分らしく仕事をする方法を知りたいな

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • 2:6:2の法則
  • 承認欲求を捨てる
  • マイナスな影響を与える言動をする人は自信がない
この記事を書いた人
ゆるり

【プロフィール】

  • 作業療法士 (現役)
  • 転職を通じ作業療法士のあらゆる「リアル」を経験
  • 迷える作業療法士に有益な情報を発信

仕事で悩みやストレスを抱える方は、本当に多くいます。

そして、仕事の悩み・ストレスの原因のほとんどが人間関係です。

以下の3つの考え方を知っておくだけで、心が少し楽になりますよ。

  • 2 : 6 : 2の法則
  • 承認欲求に気が付く
  • マイナスな影響を与える言動をする人は自信がない

詳しく見ていきましょう。

目次

2 : 6 : 2 の法則

2 : 6 : 2 の法則とは

例えば100人の社員がいる会社があったとします。

その中で、とてもよく働く人が20人、普通に働く人が60人、怠ける人が20人という比率に分かれるという法則です。

怠ける人を100人集めて働かせると、不思議なことに同様の比率で「よく働く人・普通に働く人・怠ける人」に分かれます。

おもしろいですよね。

実はこの考え方、職場の人間関係でも応用できます。

職場の人間の20%くらいはあなたのことが嫌いですし、60%くらいはあなたのことを何とも思っていませんし、20%はあなたに好印象を持っています。

誰からも好かれる人なんていませんし、誰からも嫌われる人もいません。

職場で陰口や直接的に嫌味なことを言ってくる人がいても、

(あぁ、この人は嫌いな20%のうちの1人なんだな)

ということを知っておけば、過剰に傷ついたりしなくなります。

なぜなら、あなたには20%の味方がいるからです。

承認欲求に気が付く

承認欲求とは

「他者から認めてもらいたい」という欲求です。

他者から認めてもらうことで自分の価値・存在意義を確認したいわけです。

この承認欲求に支配されて仕事をすると、以下のようなデメリットがあります。

  • 目的が「認められること」になる
  • 他人と比較してしまう
  • 価値基準が他者になる

目的が「認められること」になる

承認欲求に支配されると、仕事の目的が「認められること」になってしまいます。

仕事の成果を褒められると嬉しいですし、モチベーションにもつながったりするからです。

モチベーション上がるならいいことなんじゃないの?

はい。とてもいいことです。

しかし、それだけとは限りません。

「褒められたい!褒められたい!」という思いに取りつかれると、過剰にアピールして嫌悪されたりします。

努力に対し他者からの反応がなかった時、「自分の努力は無駄だったのでは」と傷ついたりします。

仕事で軽いミスをしただけでも、「自分には価値がない」と感じてしまうこともあります。

他人と比較してしまう

承認欲求に支配されると、他人と比較してしまいます。

評価されている他者が目に付くようになるからです。

俺だって努力してるのに…

あの人よりも評価されなきゃ…!

あなたにはあなたの長所がありますし、他者には他者の長所があります。

得意不得意もあるでしょう。

他者と比べた結果だけが努力ではないことを知っておきましょう。

価値基準が他者になる

承認欲求に支配されると、あなたの価値基準は他者になってしまいます。

自分の価値を自分で見出せなくなるからです。

「評価されたら価値がある」・「評価されなかったら価値がない」といった極端な思考に、気が付かぬうちに陥ってしまいます。

上司や先輩はあなたのすべてを見ているわけではありません。

知っている・気が付いている狭い範囲で評価しているだけなんです。

あなたには上司や先輩が気が付いていない努力や強みがあるはずです。

他者からの評価は参考程度に受け取っておくと楽になりますよ。


承認欲求は完全に捨てきることは困難

承認欲求は本能の一部であり、人間であれば誰しもが持っています。

完全に捨てきれている人は極めて少ないでしょう。

捨てようとするのではなく、「ただ気が付く」だけでいいんです。

(あ、自分、今評価されたいと思ったな)

この気付きを重ねることで、次第に他者の評価は気にならなくなり、自分らしくいられるようになりますよ。

マイナスな影響を与える言動をする人は自信がない

なんでそんなこともできないんだ?

上司に仕事の成果で褒められてさ~
お前ももっと頑張ったら?

威圧的な態度を取ってきたり、無駄にマウントを取ってくる人っていますよね。

このように他者にマイナスな影響を与える言動をする人は、自分に自信がないことが多いです。

自信がないから他人の評価を落とし、相対的に自分の評価を上げようとしているからです。

こちらが気に障るようなことを何もしていなくても、こういう人は絡んできます。

自分の価値・存在意義を自分で見出せないんです。

他者の評価を落としてまでも「どうだ、俺はすごいだろ」・「俺はお前より上なんだぞ」ということを分からせたい、つまりは自信がないんです。

同じ土俵に立つ必要はない

こんな言動をとられると傷ついたり、言い返したくなりますよね。

でもその必要はありません。

こういった人は、言い返したりすると余計にあなたの評価を落とそう・自分が上だと分からせようと必死になる傾向があります。

同じ土俵に立つ時間が無駄なんです。

(ああ、何かしら劣等感がある人なんだな)

(何か嫌なことでもあったんだな)

こんなふうに思っておいて、しなやかな草のごとく受け流して、物理的に距離を置きましょう。

反応しない相手には噛み付くことができませんからね。

まとめ

仕事のきついストレスが軽くなるたった3つの考え方を解説しました。

  • 2 : 6 : 2の法則
  • 承認欲求に気が付く
  • マイナスな影響を与える言動をする人は自信がない

これらの考え方を常に持っておくだけでも、心が楽になります。

仕事が辛い・ストレスを感じている人の参考になれば幸いです。

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